Dr.美穂のセラピールーム
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メタヘルス(メタ・メディスン)   META-Health® (META-Medicine®)

メタ・メディスン(META-Medicine®) 改めメタヘルス(META-Health®)は、人間を身体-心-霊性-社会
的存在とみなし、包括的に人間の健康を捉える新しい考え方です。

<メタヘルスの歴史>


1970年代ドイツの医師達によるグループが、患者さんの人生におけるストレス的なイベント・脳CT
スキャンの所見・患者さんが持つ病気の間に関連性があることを見出し、人間の心と身体の関係性を
体系化しました。
この考え方をより発展させたのがメタ・メディスン(メタヘルス)です。

イギリス在住の森下ベズィック真理子先生と私が出演するメタヘルスの紹介動画(2015年撮影)が
あります。
ショートバージョン
(2分13秒)
ロングバージョン(9分40秒)

<メタヘルス10の原則>

<メタヘルスからみた「病気」の経過>


   メタヘルスでは、下記に示す9つのポイントを用いて「病気」(dis-ease) の経過を説明しています。
                                      (注:急性症状を示す典型例)
Health= 健康な状態 身体症状がない状態。
Trigger= 引きがね  何らかの予想外の出来事が起こって精神的にショックを受ける。激しい感情を伴うことが多い。
Stress Phase= ストレス期 心の緊張に呼応して肉体がストレス期に入る。原始的な生存本能に基づく反応であり、自分では止められない。各器官は個の生存の可能性を高めるために働き、各臓器の役割によって細胞増殖や減少が起きる。
Resolution= 解決 ストレスの消失。根本的あるいは代償的な解決が起こり、精神的な緊張から解き放たれる。
⑤⑦ Regeneration Phase= 再生期 精神的緊張が緩むのに伴って肉体も緊張状態を解き、定常状態に戻ろうとする。余分な細胞の除去、減少していた組織の回復が起こる。
Healing Peak= ヒーリングピーク 定常状態に戻れるかどうかを確認するための生体のテスト。回復したと思った症状がぶり返したり、時には発作的な激しい症状として出現することがある。
End of Healing= 自己治癒の終了 肉体が定常状態に戻る。
Health= 健康な状態 エネルギー的にはまだ低いレベルながら、身体症状は消失する。
上記のように、メタヘルスでは身体症状を「病気」の原因ではなく、
環境への適応や自己治癒の途中で起きるプロセスの一つとして捉えています。
メタヘルス診断セッションは、その人が抱える身体症状に関し、この9つの
ポイントを明らかにするところから始めます。

<症例提示>

症例1
<経過>
3歳の男児。両方の膝の裏側に湿疹が出現。
発赤と掻痒感を伴ったため外用剤塗布で対処したところ症状は約2週間で軽快し、湿疹が消失した。

<身体症状のメタヘルス的理解>
湿疹は表皮(皮膚の表層)に出現する身体症状。
メタヘルスでは、表皮に関連する精神的葛藤(感情的なストレス)は「分離・別離」であることが
判っている。

<メタヘルスによる経過説明>
症状が出現する2週間前に、男児が非常になついている父親が出張に行った。
当人は父が目の前から消えたと思い込み、これが分離・別離のショックとなって(②)心身がストレス期に入った(③)。
この時、表皮は別離のショックを和らげようとして感覚を鈍磨させ厚みを減じる。
(ほとんどの場合、この時期の表皮の変化は症状として自覚されない。)

2週間後に父親が帰宅して分離・別離のストレスが消失(④)、心身は再生期に入った(⑤、⑦)。
再生期は、定常状態(⑨)に戻る前の自己治癒の過程であり、ストレス期で機能・厚みを減じていた
表皮は、再生期になると感覚過敏・表皮増殖に転じ、その結果として発赤や掻痒感が出現した。
再生期はストレス期と同じく約2週間で終了、症状が消失した。

湿疹が両膝の裏側に出た理由:
父親が、男児の膝の裏に手を廻して抱き上げることを頻繁に行っており、男児にとっては父親との
接触を示す身体部位であったから。


症例2
<経過>
50歳代の女性。30歳代のとき、突然、右手指の関節に激痛が出現、リウマチと診断される。
以来、抗リウマチ剤などの内服治療を行うも、関節炎のコントロールは困難であった。
メタヘルスプラクティショナーを訪れた時、20年来のリウマチによって両手指関節は著しく変形していた。

<身体症状のメタヘルス的理解>
メタヘルス的に、骨格に関係する精神的葛藤(感情的ストレス)は「自己価値の低さ」「劣等感」。

<メタヘルスによる経過説明>
10歳代の思春期の頃、精神的に不安定だった母親が、本人の目の前で発作的にナイフを持ち出し自殺を図った(②)。
本人は刃物を取り上げることを試みて母親と争ったが、果たせなかった。
母親の自殺企図を目撃することで、当人の心身はストレス期に入った(③)。
この時期、重荷(ストレス)に晒された骨は内部で骨細胞が減少したが、この変化は症状としては
自覚されなかった。

30歳代になったある日、スーパーマーケットで買い物をする時に車に鍵をかけ忘れ、戻ってみると
車内が荒らされていた。
警察の聴取を受けた後で車を移動させる必要があったが、鍵を奪われてしまっていたため、すぐに
移動ができなかった。
気が動転して焦っていたところに、連絡を受けた夫がスペアキーを持って現場に現れた。
「ああ良かった」と思いながら目の前に差し出されたスペアキーを右手で掴み取った瞬間(④)、
それまで経験したことのない激烈な痛みが右手指に走った(⑤)。

<メタヘルスによる背景説明>
母の自殺企図は非常なショックである上、それを止められなかったことが当人の内面に大きな影響を
及ぼしたと考えられる。
(本人はまったく意識していなかったが、メタヘルス分析セッションで、「私は緊急時に、必要な
ものを手に取ることができない」という信念が、この時に形成されていたことが判明した。)
リウマチ発症時に起こった事柄(④)は「緊急時に必要なものを手に取ることができた」という点で
まさに最初のストレス(②)に対する解決となっている。
葛藤が解決して当人の心が安心するのに応じて身体は直ちに再生期に入り、ストレス期に減少した
骨細胞が再び数を増した。
この時、局所の浮腫と骨膜の伸展を伴うため、痛みとして本人に自覚された。

<メタヘルス分析後の経過>
クライアントの内部に残っていた母親の自殺企図に対するショックと、それに伴って生じた悲しみ、
怒り、無力感などの感情、「私は緊急時に、必要なものを手に取ることができない」という信念を
解放した。
また、これまでの低い自己価値に基づいた人生のパターンを掘り下げ、必要に応じて信念体系を変化させるワークを行った。
さらにリウマチに罹患して何を学び何を得たか、それを教訓に、今後自分がどんな存在になり、
どういった人生を創造していきたいか、といった部分までを掘り下げるセッションを行ったところ、
リウマチの症状が消失し、変形していた手指関節が元に戻った。